JAS認証工場
ふくいの木でJAS製材品を生産・供給
JAS材は、品質・性能がしっかりと表記されている木材です。
木材の品質・性能・大きさ・形状などは「JAS規格制度」によって一定の基準が定められています。「JAS規格制度」とは農林水産大臣が制定した「日本農林規格(JAS規格)」に基づく品質検査方法・流通方法などの基準を満たす商品(飲料食品や林産物など)に対してのみJASマークを付けることが認められている任意の制度です。
つまりJASマークがついている木製品は、厳格な審査・管理によって安定した品質・性能を保っていることが証明できます。
JAS認証工場について(全国木材組合連合会ホームページより)
JAS規格による「格付け」を円滑かつ効率的に行うため、承認・認証工場制度が認められています。
工場で製造される製品の格付けは、[1]試料の抜き取り(サンプリング)[2]その分析・判定(テスティング)[3]判定結果に基づくJASマークの添付(ラベリング)の3つのプロセスからなりますが、このうち[1]と[3]の業務については、農林水産大臣の承認を受けた製造業者(その工場を承認工場といいます。)が、自ら行うことができることになっています。
また、承認工場のうち、大量・連続生産方式をとる関係から、一定の技術的基準に適合するなど信頼性が確保されるとして農林水産大臣の承認を受けた工場には、JAS格付けの前にあらかじめJASマークを表示することも認められています。これをJAS認証工場といいます。
もちろん、この場合にもJASマークに合致したものでなければ、JASマークを表示して販売することは許されず、もし、格付けの結果が不合格になった場合には、JASマークを除去しなければなりません。